こんなにもアッサリと…。巨人・菅野智之投手の無失点イニング記録が「23」でストップした。

 28日のDeNA戦(東京ドーム)に先発した右腕が初回から1点を失った。とはいっても、自身の乱調ではなく、きっかけは味方守備の乱れから。先頭・梶谷の内野ゴロを捕球した二塁手・吉川尚が一塁に悪送球。一塁手のウィーラーもワンバウンド送球を捕れず、ボールが右翼ファウルゾーンを転がる間に三塁まで進まれた。

 いきなり無死三塁のピンチを背負うと、続くソトの右中間深くへの飛球が犠飛となり、わずか4球、プレーボールからたった2分で先制点を献上する形となった。菅野はあと8回以上を無失点で抑えれば、「30イニング」の自己記録更新となっていた。ひとまず、記録は振り出しに戻ってしまったが、ここから再び無失点を重ねたい。