岡本の鼻毛問題が拡大!? 巨人に空前の〝鼻ブーム〟が到来中 

2020年07月28日 06時15分

「オカモト、鼻毛2本出てるよ!」「いや、1本だよ」というやり取りだったのかも?

 好調の要因は原采配だけではないようだ。巨人は28日から約3週間ぶりの本拠地・東京ドームでDeNAを迎え撃つ。一時は2位に転落したが、30試合を消化して19勝9敗2分け。貯金10で2位ヤクルトに3・5ゲーム差をつけて首位に立つのは原辰徳監督(62)の手腕が大きいが、他にも理由がある。チーム内では「紳士球団」らしからぬ謎のフレーズが飛び交う妙な〝ブーム〟も後押しになっている。

 巨人は今季の変則日程により、7日の甲子園から主催試合のほっともっと神戸、マツダ、横浜、ナゴヤドーム、神宮と6カード連続でビジター球場を転々とした。3試合の降雨中止や故障者も相次いだが、最大7連勝を飾るなど丸3週間の〝長期ロード〟を9勝5敗1分けで乗り切った。

 その要因は原監督による日替わりオーダーに代表される柔軟な対応だけでなく、代打陣や投手起用がハマったことも大きいが、開幕前からつくり上げられた活気あふれる環境も原動力となっている。そこで、なぜかキーワードとなっているのが「鼻」だ。

 まず一軍で話題をさらったのが、主砲・岡本の「鼻毛が伸び放題問題」。4月末に球団公式のインスタライブで坂本と亀井が「鼻毛鬼」とイジり始め、バトンを受け継いだ丸が岡本本人と「(岡本)和真の鼻に除草剤をまきたい」などと爆笑トークを繰り広げた。

 ただ、それだけでは終わらず〝鼻ネタ〟はファームでも大流行。選手たちは球団を通じて発信する意気込みや活躍した際のコメントに何かと「鼻息」をからめている。

 例えば、26日に支配下登録を勝ち取ったばかりで当時育成だった田中豊は二軍戦登板後に「鼻息フガフガでいきました」と語り、3年目捕手の岸田も「鼻息が止まりません」と表現。さらに助っ人左腕メルセデスまでもが「鼻息を荒くして開幕日を迎えるだけです」とノリノリだった。

 この妙なサイクルは開幕後も入れ替えが行われる一、二軍の間で循環。6月下旬に昇格した岸田は降雨中止となった今月10日に、シートで覆われたホームベースにお約束のヘッドスライディングを豪快に決め、報道陣を前に「試合でも今日ぐらい勢いよく、鼻息プンプンで」と堂々の決意表明をかました。

 古参の球団関係者の間には「最近の鼻息がどうのっていうのは何なんだ?」と首をかしげる者もいたが、一軍もファームも〝鼻ブーム〟で盛り上がっているのは確か。ひと昔前までは許されなかったようなことも認められる土壌に支えられ、このまま独走態勢を築けるか。