西武のブルペンに「160キロデュオ」が誕生した。

 26日のロッテ戦(メットライフ)で4―2の8回、4番手としてマウンドに上がったギャレット。ここまで14試合(14回1/3)に登板し2勝9ホールド、防御率0・63の右腕はマーティンの6球目、7球目に来日最速となる159キロを連発し、中飛に打ち取った。続く清田の3球目、それを1キロ上回る160キロを計測し三球三振に仕留めた。

 スタンドからはマーティンの6球目からどよめきとともに拍手が湧き起こり、新セットアッパー・ギャレットへの敬意が表された。

 先週の楽天戦で同じく勝利の方程式の一角・平良海馬投手(20)が160キロを計測しており、昨年まで手薄だった西武ブルペンに突然誕生した「160キロデュオ」にファンはうれしい悲鳴を上げている。