ソフトバンク・王貞治球団会長の“野球愛”が止まらない 連日松田宣らを熱血指導 

2020年07月25日 11時30分

〝熱男〟松田(右)にアドバイスを送る王球団会長

 ソフトバンクの王貞治球団会長(80)が元気いっぱいだ。連日のように本拠地ペイペイドームで“躍動”している。周囲も「本当にものすごく精力的ですよね。野球への思いがあふれ出ている感じがします」(チーム関係者)と目を丸くするほど。まさに野球への情熱がほとばしっている。

 昨季までは球場に来てもグラウンドに出てくるケースは限られていた。それが21日に始まった日本ハム6連戦では、初日から試合前練習が行われているグラウンドに降り立ち、バレンティンらを熱血指導。安倍首相と会食することになった2戦目こそ姿を見せなかったが、3戦目には再びグラウンドへ。24日の第4戦試合前も、不振の松田宣やバレンティンを熱く指導する意気軒高ぶりだ。

 これまでビジターは節目のタイミングで関東圏の球場に顔を出すくらいだったが、今季は3~5日に札幌ドームで行われた日本ハム戦に急きょ“遠征”したばかり。首位攻防戦となりそうな来月4~9日の楽天戦(仙台)への視察も予定しているという。野球に関する特定の記事や映像を手配してもらって熱心に見ることも増えているそうだ。

 もとより王会長は「今でもドキドキして見ているよ」と話すなど野球への「ときめき」を片時も忘れていない。チームの勝利には大喜びし、敗戦には熱くなって悔しさをにじませる。球団関係者は「開幕が遅れてなかなかシーズンが始まらず、待ちに待ったということもあるのかもしれないですね」と話すが、暗い話題ばかりだった中でファンにとっても光となった開幕とともに“野球愛”“チーム愛”が沸騰しているのかもしれない。ソフトバンクは24日の日本ハム戦を4―1で制して今季初の単独首位に立った。目指すは3年ぶりのリーグVと巨人のV9以来となる4年連続日本一。こんなご時世でもチームを思い、パワーを送り続けている王会長には頭が下がるばかりだ。