西武を支えるコア4「森山外源」が魂の連携

2020年07月25日 06時15分

ギャレットに水をかけられるヒーロー・外崎

 西武が誇る「森山外源」が魂の連携を見せ、今季2度目のサヨナラ勝ちを演出した。

 24日のロッテ戦(メットライフ)は2―2の9回、本調子にはまだ遠い不振の4人が勝利への執念を見せた。

 先頭・源田がセーフティーバントから一塁へヘッドスライディングで出塁。すると、ここ6試合、打率1割8分2厘とどん底にいる3番・森が送りバントを決め一死二塁。4番・山川が申告敬遠され、この日から森と入れ替わり5番に戻った外崎が益田の直球を打ち砕き、3―2の勝利につなげた。

 ヒーローの外崎は「(源田のセーフティーは)ベンチにいるボクでも意表を突かれたし、何とかするしかないと思った。友哉もバントで後ろのボクを信じてつなげてくれてるんだな、という気持ちは伝わった。山川さんは敬遠で一塁に行く前に『積極的にいけよ!』というひと言をくれたんで、それでガッと気持ちも入っていけた」と語り、サヨナラの流れを作ってくれた3人の思いを結果にした。

 13年のドラフト1位、2位の森、山川、14年3位の外崎、16年3位の源田の4人は球団関係者が「今のウチの心臓部」と称する野手の〝コア4〟。いずれもアマチュア時代に主将経験があり、責任感も人一倍だ。

 富士大4年時に山川からキャプテンを引き継いだ外崎は「山川さんはとにかくしゃべりがうまいので言葉でチームを引っ張っていくキャプテン。逆にボクは口下手なのでしゃべりのうまい副キャプテンにしゃべりは任せて、後ろに構えているタイプでした」というように、それぞれが自分の個性を発揮しながら新主将の源田、新選手会長の森を支えている。

 辻監督が「源田のセーフティー? あれはサインじゃない。でも、あれで『よーし行ける』と思ったよ。友哉も素晴らしいバントだった。外崎もよく打ってくれた」とたたえた「森山外源」の魂の連携。4人とも今は打率2割4~5分と苦しんでいるが、打てなくても勝つすべと知恵でチームを支えている。