藤浪から殊勲の逆転満塁アーチ! 広島ピレラの絶妙〝じらしテク〟

2020年07月24日 06時15分

藤浪から満塁弾のピレラはこのバット投げ

 広島のホセ・ピレラ外野手(30)が復調気配だ。2試合ぶりに「6番・左翼」で先発出場した新助っ人は6回、初対戦となった阪神・藤浪の2年ぶりの勝利を打ち砕く逆転の4号満塁アーチ。死球を恐れず踏み込んでの一発に「荒れ球という感覚はなかったよ。真っすぐを待っていた。ゾーンの中で打てる球だけを打とうと考えていたんだ」と満面の笑みを見せた。

 一時の大不振から抜け出しつつあるが〝駆け引き上手〟という面も武器の一つだ。常にフルスイングの豪快な打撃とは裏腹に打席の中では小まめにタイムを要求。これが相手投手のペースに引き込まれず自分の間合いで打つことにひと役買っているという。

 本人が意図してのものか定かではないものの、セ球団スコアラーは「投手は自分のリズムを崩されてしまう。やり過ぎということもなく本当に絶妙なので文句は言えない。狙ってやっているのかどうなのか…」と頭を抱えている。

 あまりに悪質なタイムの取り方だと注意や報復の対象となりかねないが、ピレラの取り方は絶妙で見事に効果を発揮しているのだ。来日1年目ながらチームにも溶け込み「結果がついてこないときもあるけど一生懸命プレーする。『プレーハード』だよ!」と気合十分の新助っ人。今後も巧みな駆け引きで安打量産といきたい。