懲罰か親心か…与田采配がまた波紋 〝先発失格〟の山本を中1日リリーフ投入に竜OB仰天

2020年07月24日 06時15分

山本の中1日登板にナゴヤドームもざわめいた

 中日・山本拓実投手(21)が先発ローテを剥脱され、中1日で中継ぎ登板したことに波紋が広がっている。

 23日の巨人戦(ナゴヤドーム)で中日は1―6で敗れ、2カード連続の負け越しとなり、借金は今季ワーストタイの7となった。同点の8回に、ここまで13試合連続無失点で防御率ゼロを誇っていた4番手・福がまさかの5失点と大乱調で試合が決まってしまった。福について与田監督は「今日は、使う場所を私が間違えたのかな。次はしっかり抑えてもらいたい」と自戒を込めながらも奮起を促した。

 しかし、それ以上にOBやファンらを仰天させたのは5点ビハインドの9回に山本を5番手で投入したことだ。21日の巨人戦で先発して5回途中まで87球を投げて4失点KOされ3敗目を喫したばかりだっただけに、あるOBは「罰的な意味もあるのかもしれないけど、むちゃなことをさせて肩やヒジとかを故障でもしたら元も子もないよ。敗戦処理で無理に投げさせる必要はなかったのでは」。

 試合後、与田監督は山本の起用法について「今後いろいろ経験をさせないといけない。場面、場所を変えながら、もちろん先発のチャンスも本人の頑張り次第ではこれから出てくるし、いろんなことをまた一から考え直していかなきゃいけない。ここというところでの考え方、配球も含めてこれからどんどん勉強していかせたい」と説明しながら、ローテ剥奪を示唆した。

 しかし、別のOBは「先発で結果(5試合で1勝3敗、防御率6・85)が出なかったから配置転換をすることに関しては、とやかく言うつもりはないけど、90球近くも投げて中1日で登板させることはちょっとね。中継ぎにするなら、もう少し登板間隔を空けてあげたり、リフレッシュのために一度、抹消してからでもよかった。こんな使い方をしていたら選手寿命が縮まってしまうよ」と苦言を呈する。

 ここまで野手陣だけでなく、投手陣も柳、又吉らが次々と故障で抹消されているだけに、けがを招くような強引な采配は注意した方がいいかもしれない。