西武・辻監督「あれはやられたと思った」鈴木のフェンス際好捕を絶賛

2020年07月23日 22時45分

プロ初勝利を挙げウイニングボールを手に笑顔の与座(左)と辻監督

 西武が23日のロッテ戦(メットライフ)に3―2の逆転勝ち。前日の1点差負けを取り戻し、1日で再び3位に再浮上した。

 5年目の川越がプロ1号となる逆転2ランを放ち、トミー・ジョン手術を経て3年目で開幕一軍をつかんだ与座がプロ初勝利。その与座の勝利を4年目のセンター・鈴木が大ファインプレーでもり立てた勝利に、辻監督も感無量といった試合展開だった。

 指揮官はまず2回、川越の逆転2ランに「なかなか試合に出られない中で今日、チャンスをもらって結果を出してくれた。使った方としては非常にうれしいです。(直前に)岡田が得点できるところで凡退した後だっただけに素晴らしい。チームに力を与えてくれる2ランでした」と値千金の逆転弾をたたえた。

 そして、プロ5試合目で念願の初勝利を挙げた与座について「ホント、何とか…だよね。内容的には満足できるものではなかった。5回まで何とか投げ切って後のピッチャーに助けられながらだった。ただ、この1勝というのが非常に気持ち的にも楽になって次のゲームに臨んでいってほしい」と続けた。

 そして、平井―平良―ギャレット―増田の方程式で1点を守りにいった8回二死一塁の場面で井上が打ったセンター後方の飛球を鈴木がジャンプ一番。フェンスにぶつかりながら与座の初勝利を守り抜いた好守に指揮官は「あれは行ったと思った、やられたと思ったけどよく捕ってくれたね」とレッズへ移籍した秋山をほうふつとさせるビックプレーに賛辞を惜しまなかった。

「昨日は(1点差で)負けているし、打つ方がなかなか点が取れない。緊張した中でのゲームで勝てたことがよかった」と前日の敗戦を若い力で取り返せた勝利を喜んでいた。