阪神・藤浪1球に泣く…痛恨グランドスラム浴び2年ぶり勝利ならず 

2020年07月23日 20時38分

6回、ピレラ(手前)に満塁弾を浴び唇をかむ藤浪

 阪神・藤浪晋太郎投手が23日の広島戦(甲子園)で約1年ぶりとなる先発登板。2―0でリードした6回に痛恨の満塁本塁打を浴びるなど、7回途中を4安打6四球4失点の内容で降板。2018年9月29日以来となる勝ち星を挙げることはできなかった。

 藤浪は立ち上がりから再三走者を塁上にためるも、5回までは味方の好守にも助けられ、無失点投球。自慢の直球も150キロ台中盤を度々マークした。初回に同級生の大山が6号2ランを放ち2点を援護。久々の白星へ球場の期待も高まった。

 ところが6回、先頭の西川に中前打を許すと、藤浪は制球を乱し始める。カットボールは引っかかる球が目立ち始め、直球は上ずる。堂林、鈴木に連続四球を献上し二死満塁とすると、続くピレラが高めに浮いてしまった2球目の154キロ直球を強振。打球は虎党が悲鳴を上げる右翼席へ吸い込まれてしまった。アウトカウントあと一つにまで迫りながら1球に泣いた背番号19はマウンド上で唇をかみしめた。