また岡本打! 巨人の〝新・若大将〟が原監督62歳祝う決勝打

2020年07月23日 19時52分

8回に決勝2点打を放った巨人・岡本

 原監督62歳の初白星をささげたのは〝2代目若大将〟岡本のバットだった。巨人が23日の中日戦(ナゴヤドーム)を6―1で下し、カード勝ち越しに成功。7回1失点と粘投した先発・メルセデスに今季2勝目がついた。

 決めたのは4番の一振りだった。1―1で迎えた8回、亀井、坂本の連打、丸が四球を選び無死満塁。最高のお膳立てで打席が回ってくるところがにくい。相手は開幕から13イニング無失点と好調左腕・福で本領を見せつけるには十分な相手だ。カウント2―2からの5球目、144キロのクロスファイアがやや甘く入ったところを振り抜いた。ライナー性の打球が左翼線を襲う。

「CC(メルセデス)が頑張っていたので、何とかしたかった。打てて良かったです!」と語る一打は、勝ち越しの2点二塁打。ゆっくり二塁に到達する背番号25の姿を、原監督は手を叩きながら頼もしそうに見届けた。

 岡本の一撃はチームの勢いを一気に上げる。その後、中島の内野ゴロの間に1点を追加すると、とどめは代打・ウィーラー。福の初球を左翼席に叩き込むダメ押しの2号2ランで、気が付けば一挙5点を奪い、中日自慢のリリーフを撃破した。

 凡打を重ねても、大事なところで何かやってくれる――岡本もそんなオーラをまといつつある。19日のDeNA戦(横浜)でも4打席ノーヒットで迎えた9回に勝ち越しアーチ。そしてこの日も三振、三振、併殺打で迎えた4打席目での大仕事…。試合後の原監督は「中軸が機能してくれましたね。(岡本は)安定して、いいところで打ってくれましたね」と淡々と語ったが、これも岡本に求めるレベルが一段階上がったということだろう。

 これでチームは4カード連続ビジターの3カードを消化し、8勝1敗。4番がどっしりと座る限り、巨人の勢いは止まらない。