巨人・戸郷2発KOで開幕連勝ストップ 今季初零封負けで原監督バースデー飾れず

2020年07月22日 23時11分

2被弾3失点で戸郷は無念のKO

〝新星右腕〟にプロの洗礼――。巨人の高卒2年目・戸郷翔征投手(20)が、22日の中日戦に先発。昨年の山口俊(現ブルージェイズ)以来となる開幕4戦4勝を目指した注目のマウンドだったが、4回途中、2被弾を含む3失点。無念のKOとなった。

 ゲームを壊してはいけない。原監督はためらうことなく降板を告げた。ベンチへと戻る戸郷の表情は、相変わらずのポーカーフェースだったが、開幕から先発ローテに入って初のKO…。悔しくないはずはなかった。

 登板前日、戸郷は「ビシエド選手が好調なのでその前にランナーをためないように注意したい」とコメントしていたが、4番に入ったのは代役の新助っ人、A・マルティネス。ケガによる〝要注意人物〟不在のアドバンテージがあったにもかかわらず、快調ピッチとはいかなかった。

 両軍無得点で迎えた3回二死一、二塁で、2番・大島に内角147キロの直球を右翼線二塁打され先制点を許す。厳しいコースを突いたが、大島が一枚上手をいく一打だった。これに動揺したわけではなかろうが、4回に入ると要所で制球が乱れていく。先頭のA・マルティネスに甘く入ったスライダーを左翼スタンド中段に運ばれると、なおも一死後、6番・京田には内角への直球が真ん中高めへと入った。これを右翼スタンドに運ばれ、まさかの1イニング2被弾。その後、四死球で一、二塁となり、9番・松葉の犠打で二死二、三塁としたところでタオルが投げ込まれた。

 降板後、戸郷は「立ち上がりは良かったが、途中からボールが上ずってしまい修正することができなかった」と反省した。打線も先発・松葉ら中日投手陣の前に決定打が出ず、今季初のゼロ封負け。チームの連勝は7で止まった。原監督の62歳の誕生日を白星で飾れなかった背番号13だが、この悔しさは次回登板で晴らせばいい。