西武・鈴木将平のポスト秋山争いで下克上なるか? 4年目の若手への期待と不安

2020年07月22日 11時00分

西武4年目の外野手・鈴木

 西武“外野手戦争”で下克上を狙う4年目・鈴木将平外野手(22)が好アピールを続けている。8―3で逆転勝利した21日のロッテ戦(メットライフ)で5回の勝ち越し犠飛、6回のダメ押し2点適時打の3打点で初のお立ち台に上がった。

「やっとこういうところに立てるようになった。いいところで打つことができたし、いい流れで回してもらえた」。そう振り返りながら「ここまで自分としては順調なステップで来れていると思う。1番・鈴木将平が新鮮に思われていると思いますが、どんどんそれが当たり前になっていけばいい。(ポスト秋山は)全然嫌じゃないですし、もちろんなってやろうと思っていますが、あくまで自分は自分」と持ち前の強気の姿勢を示した。

 ポスト秋山の1番手・金子が首痛のために3日に登録抹消。その間隙を突いて5年目・川越誠司外野手(27)とアピール合戦を繰り広げてきたが、10日のロッテ戦(ZOZO)から「1番・中堅」に収まった鈴木がここまで15試合で打率3割2分1厘、1本塁打、8打点とその差を広げ始めている。

 このままガッチリと「1番・中堅」のレギュラーに収まり、金子を控えに追いやりたいところだが、辻監督が「将平は今勉強中です。今は1番を打っていますけど、初回(の守備で)お見合いをするようなボーンヘッドもしている」と言うように、本当の信頼を得るためにはまだまだ潰していくべき課題は多い。

 静岡高3年時に出場したU18アジア選手権ではベストナインに選ばれた有望株。指揮官も「彼のいいところは前向きに向かっていくところ」とハートを評価している。

 伸び盛りの鈴木が内部序列を崩せればチーム内競争は活性化し、リーグ3連覇へ弾みがつくはずだ。