中日OBが疑問視する与田〝迷〟采配「教訓を何も生かしていない」

2020年07月22日 06時15分

中日OBは与田監督の采配を不安視している

 またも与田竜の用兵が物議をかもしてしまうのか。最下位にあえぐ中日は21日の巨人戦(ナゴヤドーム)で0―4で敗れ、今季2度目の4連敗。借金は今季ワーストの7まで膨れ、首位・巨人に8・5ゲーム差まで広げられた。

 そんな中、またしてもOBらの間で疑問視されているのが31人までの一軍登録枠を1人空けていることだ。20日に右ヒジ痛で平田、21日に左手軟骨損傷で石川駿が抹消されたが、登録されたのは投手の谷元のみ。これにあるOBは「野手2人を抹消したのに登録したのは投手1人とはどういうつもりなんだろう。当然ベンチ入りは26人で埋めてはいるけど、野手は巨人の16人に対して中日は15人。〝あの教訓〟を何も生かしてないのでは」と厳しい声が出ている。

〝あの教訓〟とは、7日のヤクルト戦で1点を追う延長10回二死満塁の逆転サヨナラ機に、野手を使い切っていたため、投手である「代打・三ツ間」を送ってOBやファンの間で物議をかもした件だ。15日のDeNA戦で石川駿は代打で出場した際、左手首を痛めてしまい、ここまで出場なし。その試合中に与田監督はトレーナーを伴って打席まで確認に行っていたが、10日間はかからない判断で抹消せずにいた。

 別のOBも「石川駿の気持ちとしては『大丈夫です。出られます』と首脳陣にアピールしてきたとは思うけど、首脳陣は最悪のことを考えて動かないといけない。今日から二軍は福岡の筑後で試合をしているけど、石川駿を抹消する可能性も見込んで誰か別の野手を補充しておくべきだった。また試合中に野手を使い切ってしまいましたなんてことになったら、選手たちのモチベーションは上がらないよ」と指摘する。

 この日はビシエドが死球を受けて途中交代すると、スタメンマスクのA・マルティネスが捕手から一塁への守備に就くなど、緊急事態に対応した与田監督だったが、ビシエドについては「軽傷であることを祈るしかない」と渋い表情。

 連敗続きで結果が出ていないだけに、起用法についてもOBやファンのストレスは溜まる一方のようだ。