球団外国人タイ13連勝 西武・ニールの「日本人養子プラン」

2020年07月18日 11時30分

ザック・ニール

 西武のザック・ニール投手(31)が、郭泰源の持つ連勝の球団外国人記録「13」に並んだ。

 17日の楽天戦(楽天生命)に6回2失点で2勝目。昨年6月20日の中日戦から続けてきた無敗の連勝記録が、ひとつの節目に到達したニールは「今日は野手が本当によく守ってくれたと思う」とバックに感謝した。

 昨季、チームV2の原動力となった12勝1敗、防御率2・87の成績が認められ、オフに新たな2年契約を結んだ。その優良助っ人の成功の秘訣はやはり自らを見いだし、居場所を与えてくれた日本への深い敬意に起因しているところが大きい。

 昨年の再契約直前、ニールは「内野ゴロで打者を打ち取る自分のスタイルが日本の野球に合うと思うし、このチーム(西武)がボクに日本でのチャンスを与えてくれた。日本、チームの居心地がいいのでしばらくは日本でプレーしたい。外国人選手の中には(いい形で)メジャーに戻るために日本で結果を残そうとする選手もいるけど、ボクはそのために日本に来たわけではない。自分を必要としてくれるところで投げたいだけなんだ」と語っていた。

 深い日本への思いは家族設計プランにも表れている。「実は奥さん(キアナ夫人)もとても日本を気に入っていて、将来的に日本人の養子を受け入れたいという話を2人でしているんだ。その前に2人の子供をつくらなきゃいけないんだけどね(笑い)」

 野球ばかりでなく生活、文化、言葉のすべてが違う異国に適応することは簡単ではない。最善策は深くその国に入り込み、目の前にあるすべてを受け入れようとすること。その方法論をニールは教えてくれているようだ。