日本ハムの渡辺諒内野手が17日、ロッテ戦(札幌ドーム)に「7番・二塁」で先発出場し。2―2同点の4回一死一、二塁の場面で勝ち越しの適時二塁打を放った。

 絶好機で2打席目を迎えた渡辺。ロッテ先発・石川の5球目135キロのシンカーを捉えた打球は左翼線ぎりぎりに落ちた。一塁走者の清宮は本塁でタッチアウトとなったが、二塁走者のビヤヌエバが生還した。

 チーム内からも「長打を打てるのも彼の魅力。正二塁手としての意地も出てきたと思う」と確かな成長を評価されている。今季はここまで打率2割台前半、本塁打も0本と本来の持ち味を発揮できていないだけに、ここからの爆発力にさらに期待がかかる。