OB大友進氏が指摘 西武・森不振の原因は「秋山抜けた1番の穴」

2020年07月17日 11時35分

捕手としても苦しい立場の西武・森(左)

 昨年のパ・リーグMVPが攻守両面で苦しんでいる。西武・森友哉捕手(24)は今季21試合に出場し打率2割5分6厘、2本塁打、12打点。16日の楽天戦(楽天生命)は今季2度目のベンチスタートとなった。

 前夜(15日)は先発・今井の乱調(4回7四球5失点)などから0―11と大敗。6月21日の日本ハム戦で2―12と完敗して以来の2桁失点に脳内をリフレッシュさせる狙いがあったとみられる。

 昨年、捕手として史上4人目の首位打者を獲得した「打てる捕手」の今季目標は「打率3割、防御率3点台。打ち勝つより守り勝ちたい」。しかし、今年もここまで先発陣の整備は思うように進まず、チーム防御率4・85はリーグ最下位。そのストレスが森のバットにも影響を与えているのは間違いない。

 西武OBで本紙評論家の大友進氏は「森の不振の根本的な要因は秋山の抜けた1番を固定できないこと。そこが安定しないから2~5番の源田、外崎、山川、森の負担が増して、流れが悪くなっている。その上でリード面の負担が今年も重い。本来、捕手向きの性格ではない森に捕手としての比重がかかるほど打者としての怖さは薄れてしまう」と分析する。

 1番に秋山がいた昨年までなら、つながりのある上位打線の中で気楽にリードのミスを打席で取り返せていたが…。森の復調には「1番問題」と「先発整備」の2大問題改善が必要条件となってきそうだ。