中日地元に異変…〝代打・三ツ間ショック〟で視聴率が露骨な急落

2020年07月17日 06時15分

与田監督の采配ミスで視聴率も急降下

 まだ〝あれ〟が尾を引いているようだ。中日は16日のDeNA戦(ナゴヤドーム)に8―0と快勝し、4カードぶりに勝ち越した。ここから逆襲といきたいところだが、意外にも地元・名古屋では盛り上がりに欠けている。

 中日の7月戦線を狂わせたのは間違いなく7日のヤクルト戦での敗戦だろう。1点を追う延長10回二死満塁のサヨナラ機に、野手を使い切っていたため投手を代打に送った試合だ。OBやファンの間から疑問の声が上がったばかりでなく、この采配ミスは中日戦のテレビ視聴率にも大きな影響を与えていた。

 7日の視聴率こそ11・3%とまずまずの数字だったが、翌8日は9・6%と1桁台に低下。9日(6・9%)、12日(6・7%=デーゲーム)、14日(6・9%)と6%台まで落ち込むこともあり、〝代打・三ツ間ショック〟後の7試合中6試合(ゴールデンタイムに放送された5試合中4試合)で1桁台となってしまったのだ。

 ビシエドのサヨナラ弾で勝った10日の広島戦こそ14・0%の高視聴率を記録したが「NHKが中継したこの試合は大雨被害を伝えたニュース直後ということで前番組に引っ張られて視聴率が良かったのでは」(地元放送関係者)とあくまでイレギュラーな要素のおかげと見られている。

 それよりも心配なのは2―1で勝利した15日のDeNA戦が9・7%だったこと。今季ゴールデンタイムに放送されたナゴヤドームの試合で中日が勝ったにもかかわらず2桁に届かなかったのはこれが初めてで「ちょっと嫌な感じですね」(前出の地元放送関係者)と不安の声が上がっている。

 開幕から1か月もたっていないのに視聴率1桁台連発というのは名古屋のテレビ局にとっては大きな誤算。4カードぶりに勝ち越しを決めた与田監督は「ファンの皆さんの前で試合ができるのはありがたいので、これからどんどん勝てるようにしっかり頑張っていきたいです」と逆襲を誓ったが、そのためにも連勝を伸ばして地元のバックアップムードを呼び込みたいところだ。

(数字は名古屋地区、ビデオリサーチ調べ)