巨人9年ぶり鬼門マツダで3連勝!〝魔の6回〟突破のメルセデスも吠えた!

2020年07月16日 22時26分

勝ち投手のC・C・メルセデスは笑顔でCCポーズ

 巨人のC・C・メルセデス投手が、16日の広島戦(マツダ)で6回を6安打2失点に抑え、今季4戦目でうれしい初勝利をマークした。

 来日4年目で広島にはここまで8戦白星なしの5敗を喫してきたが、ようやく「1勝」をゲット。チームも鬼門・マツダで広島に9年ぶりの3連勝…と首位の座をしっかりキープした。

 鬼門で鬼門のイニングを打破。天敵のコイに一矢を報い、相当うれしかったのだろう。5―2で迎えた6回、二死二塁で田中の左邪飛をウィーラーがフェンスにぶつかりながらもキャッチ。グラブを高々と掲げ「フォーッ!」と叫ぶ移籍助っ人に、普段はおとなしい左腕も両手を上げて咆哮し、称えた。6回はこのメルセデスが最も失点し、降板を告げられる〝魔のイニング〟。ここを何とか抑え切ったのだ。

 チームの勝ちに貢献するのはもちろんだが、自らの初白星に飢えまくっていた。登板前には「とにかく100%の力を出すことしか考えていない。マウンドに立ったら1球目から100%で打者に向かっていくよ」。球団を通じて寄せられたコメントにはいつになく熱がこもっていたが、その通りの力投を演じた。

 初回に大城の1号2ランなどで3点を先制し援護を受けたが、4回に堂林の2ランを浴び1点差。さらに5回には一死満塁の危機を招く綱渡りの内容でもあったものの、踏ん張ってみせた。

 ピンチの後にはチャンスあり。直後の6回に吉川尚が3号2ランを放つと、とどめは若大将・岡本だ。7回二死二塁で左中間スタンド2階席に突き刺す、3試合連発&リーグ単独トップの8号2ランで試合を決めた。

 2年越しで13連敗を喫したこともある鬼門のマツダだったが、今や昔。そして自身の「鬼門の6回」を晴れてクリアしたメルセデス。チームの勢いはさらに増しそうだ。