節目に強いG菅野「運命を感じながら…」伯父に捧げる1035勝目

2020年07月14日 23時06分

熱投の菅野は原監督と笑顔でエアタッチ

 これも血縁ゆえの強運なのだろうか――。巨人・菅野智之投手(30)が、伯父の原辰徳監督(61)の通算1035勝目を自身の白星で飾ったことに感慨をみせた。

 連敗ストップを託された14日の広島戦(マツダ)のマウンド。中10日のでの登板だったが、要所での制球力が定まらず、5回までで109球を要した。しかし、序盤に4点を先制するなど援護にも助けられ、5回無失点で降板。無傷の3勝目を挙げた。

「正直いっぱい、いっぱいの部分はありましたけど…まあでも、結果的には0点で抑えられたというところで勝ったので、それがすべてです」と、やや悔しさもにじませた菅野だったが、長嶋茂雄終身名誉監督の通算勝利数を超える1勝を自身が挙げたことにはこう語った。

「いやもう…やっぱりそういう運命を感じながら今日は投げられましたし、そういうのに携われて本当にうれしいです」

 確かに運命的だ。2014年には原監督の通算800勝、翌15年の900勝、いずれも菅野の勝利によるものだった。そして今年の開幕戦、白星スタートとともに球団6000勝をプレゼントすると、今度はミスター超えの1035勝――。節目、節目で白星をささげている。

 当の指揮官は「正直忘れていました。まあ、振り返るのは自分がユニホームを脱いだ時に振り返るかなと。我々は戦場にいるわけだから、そういう余裕はありませんね」と語ったが…。おそらくは、運命めいたものを感じたに違いない。