悩める鷹バレンティン「ダンスですよ」で19打席ぶり安打出た!

2020年07月14日 22時14分

拳を突き上げたバレンティン

 バレ砲が復活のノロシを上げた。ソフトバンクの4番・ウラディミール・バレンティン外野手(36)が、14日のオリックス戦(京セラ)で19打席ぶりの安打となる先制適時打を放った。

 初回一死一、二塁からオリックス・アルバースのツーシームを中前に運んだ。中堅手・宗がファンブルする間に一走・柳田も生還。「先週はなかなかいい打撃ができなかったので、週も替わっての1打席目で打てて良かったよ」。二塁塁上で右拳を突き上げたココは思わずニッコリだ。

 この日まで18打席連続ノーヒット。首位・楽天との6連戦は打率0割9分1厘(22打数2安打)、0本塁打、2打点とチームが勝ち越しを決めた中で一人カヤの外となっていた。

 そんな悩めるバレ砲に首脳陣が送ったアドバイスが〝ダンスのススメ〟だった。ヤクルト時代に実績があるとはいえ、新天地ではまだ確たる働きをしていない。何とか結果を出したいとの気持ちが強すぎるため、力み倒していたのが不調の原因とみていた。そこで立花打撃コーチは「責任感の強さから、何とかしようと力が入っている。(力を抜く意味で)『ダンス、ダンス』『ダンスですよ』。そういう話をちょっとしました。割り切っていけるかどうか。その割り切りをさせてあげるために」とユニークな助言を送った。

 試合前には工藤監督も「自分が何とかしたいという思いが僕は強いのかなとみています。適当…はダメなんですけど、もうちょっと力を抜いて。『もうちょっとリラックスして』という話はしようと思います」。あの手この手でバレ砲の力みを取ろうと言葉をかけた。

 そんな効果があったのか、この日の先制打はまさしくダンスを踊るかのような力の抜けた柔らかいバッティングだった。4回にも吉田一から左前適時打を放ったバレンティン。いよいよ本領発揮となりそうだ。チームは今季初の4連勝。ココの復調で鷹はますます乗っていく。