劇的サヨナラ弾のソフトバンク柳田が納得した「真のプロ野球選手」とは?

2020年07月11日 05時15分

サヨナラ弾の柳田も勝てない〝スター〟とは?

 ソフトバンクの主砲・柳田悠岐外野手(31)が10日の楽天戦(ペイペイドーム)の延長10回、劇的サヨナラ弾を放った。

 チームの本拠地1000勝を飾るド派手な一発でスポットライトを一身に浴びたが、この試合では自身よりも「スター感」を漂わせた選手が他にいたという。

 試合後のヒーローインタビュー。千両役者も「お祭り男」にタジタジだった。開幕から不振に苦しんでいた松田宣が2回に今季1号の先制弾。柳田はこの直後の鷹ベンチの様子を明かした。

「(松田さんが)『やっぱり俺はプロ野球選手だ』って言ってました」。今季初の有観客試合、それも第1打席で待望の一発を放ったベテランのドラマチックなシーンと珠玉のひと言が相まって、主役を譲った。

「お客さんあってのプロ野球選手。僕は必死にプレーするだけですが、松田さんは『真のプロ野球選手』だなと思いました」

 待ちに待った熱男の一発。「松田さんが乗ると、チームも乗っていく」。自身の劇弾で、熱男とチームを上昇気流に乗せた主砲が、いつになく晴れやかな表情で勝利を喜んだ。