西武ザック・ニール投手(31)の不敗神話が何とか継続した。10日のロッテ戦(ZOZOマリン)に今季4戦目の登板をしたニール。3点の援護をもらった初回、味方の守備のミスもあり2失点スタートを切ると、3回には四球がらみで井上に逆転3ランを浴び、4回にも四球で出した走者を荻野の適時打で返され今季ワーストの6失点を喫した。

 投球内容は6回6安打6失点。12勝を挙げた昨年は17試合で一度もなかった1試合4与四球が今季は4試合で早くも2度目、昨年は2度しかなかった4失点以上がこれで3試合連続となり防御率は4・44と下がった。

 降板時点では4ー6のビハインドで、昨年6月20日の中日戦以来続いていた連勝記録が郭泰源の持つ球団記録「13」にあとひとつ及ばぬで途切れる流れ。それを8回に栗山の2号同点2ランによって救われ、不敗神話は継続した。

 しかし、今季4試合でもうひとつピリッとしないその投球内容にベンチの不安は募るばかりだ。