巨人・岸田行倫捕手(23)が雨天中止のグラウンドに登場。若手らしく、ヘッドスライディングで今季初有観客のスタンドを沸かせた。

 ヤクルト戦(ほっともっと神戸)中止のアナウンス直後、岸田がウィーラーの48番のユニフォームと黒のストッキングを右手に装着し登場。右手を挙げながらダイヤモンドを一周すると頭から本塁上のシートに滑り込んだ。

 その岸田がヤクルトベンチにアピールすると宮本丈内野手(25)が即座に応じた。お互いに逆方向からベーランを開始。すると場内には運動会のようなBGMが流れる粋な演出も。ヘッドスライディング後、ファンの拍手を受けたズブ濡れの2人は〝健闘〟を称えあっていた。