有観客試合解禁日の敵地で、いきなりの先頭打者アーチだ。DeNA・梶谷隆幸外野手が10日の阪神戦(甲子園)で初回、青柳の投じた3球目カットボールをとらえ、ソーシャル・ディスタンスをとりながら観戦中のファンが点在する右翼スタンドへと叩き込んだ。

 6月25日の中日戦(横浜)以来の本塁打となった。先制弾について開口一番「グッドスイング!」と口にし「最近、小手先のスイングになっていたので、しっかりとトップを作りいいスイングができました」とコメント。気を緩めない表情で振り返っていた。