解説者としても登板できず…“逆CS男”能見に同情の声

2013年10月25日 11時00分

CSで“出番”がなかった能見

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)が21日、終了した。連日の熱戦を制して日本シリーズに駒を進めた巨人と楽天ナインは喜びを爆発させ、次なる戦いに向けて闘志を燃やしている。

 しかし、その舞台裏では盛り上がる両軍選手と対照的な、あまりにも不運すぎる男がいる。阪神のエース・能見篤史(34)だ。まず広島とのファーストステージでは、14日の第3戦に先発予定だったが、チームが連敗。CSのマウンドに立たないままシーズン終了となってしまった。

 不運はまだ終わらない。ファーストステージ終了後、テレビ局からファイナルステージの試合中継のゲスト解説の出演依頼が舞い込んだ。これまで巨人戦を得意としてきた実績が認められてのオファーで、能見も快諾。19日の第4戦に放送席に座る予定だった。ところが、何と巨人の3連勝で18日にファイナルステージが終了。またまた能見の“登板”が流れてしまったのだ。

 これには球団関係者から「能見さんはホンマについてなかった…」と同情の声が続出した。CSや日本シリーズなどの短期決戦で活躍した選手は“シリーズ男”と呼ばれるが、能見は活躍の場もない“逆CS男”となってしまった。

 今季は3月のWBCで優勝したプエルトリコとの準決勝で敗戦が決定的となってしまう痛恨の2ランを被弾。シーズン中も左手の爪が割れるトラブルで2度、一軍登録を抹消された。

 そして、最後はCSの女神に見放されてしまったような不運の連続。このうっぷんを晴らすためにも、来季こそはマウンドで快投して“CS男”となるしかない。