プロ初先発のソフトバンク・笠谷が悔しい2回7失点 工藤監督は「責任は僕にある」

2020年07月08日 23時22分

悔しいプロ初先発となった笠谷

 ソフトバンクが8日の楽天戦(ペイペイドーム)に8―12で敗戦。再び借金が2となり、首位・楽天との差も4・5ゲームとなった。

 助っ人左腕の〝離脱ショック〟が生じてしまった。本来、先発する予定だったのはメジャー実績抜群のマット・ムーア投手だった。前日の練習中に左ふくらはぎの筋損傷で緊急離脱。そこで急きょプロ初先発に臨んだのが、期待の若手左腕・笠谷俊介投手(23)だった。

 しかし、無念のマウンドとなった。先頭の小深田を松田宣がエラーで出塁させると、鈴木、ブラッシュの連打で無死満塁。恐怖の4番・浅村はスライダーで捕邪飛に打ち取ったものの、島内への押し出し四球、ロメロの2点適時打で3点を先制された。

 続く2回も浅村の9号3ランなどで失点し、2回を投げて6安打2四球7失点での降板となった。「与えてもらったチャンスで、何とかチームの力になりたかったですが、自分の投球ができなかった」と悔しさをにじませた。

 それでも左腕から繰り出す直球は最速151キロをマーク。工藤監督が大きな期待を寄せる片りんは見せた。試合後の指揮官は「ボールの1個、1個は良かったと思う。『今日、行け』と言ったのは僕。そこの責任は僕にある。悔しさを糧にして、もう一段、強い心を持てるように頑張ってほしい」と左腕をかばった。

 球団発表によるとムーアは復帰までに6週間を要する見込み。前回の日本ハム戦(札幌ドーム)で頼もしい快投を見せており、今後の投球を大いに期待していた首脳陣からすれば痛恨。豊富なバックアップで何とか乗り切りたいところだ。