中日・与田監督なぜだ…野手使い切って10回満塁サヨナラ機に代打は投手・三ツ間!

2020年07月08日 00時05分

中日・与田監督

 中日が与田剛監督(54)の不可解な采配で痛い星を落とした。

 7日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)は1―2で中日最後の攻撃となる延長10回に突入。先頭の遠藤が中前打で出塁し、一死後に高橋が右前打を放って一、三塁とチャンスは広がった。平田は右飛に倒れたが、この日は4打数無安打だった京田が申告敬遠で歩かされ、二死満塁と願ってもいないチャンスが訪れた。

 今季は特別ルールにより延長戦は10回まで。中日としては最低でも引き分けに持ち込みたかったはずだ。しかし、二死満塁の絶好機に打席が回ってきた投手の岡田に送られた代打は、なぜか投手の三ツ間。結果は空振り三振に終わった。逆転サヨナラ勝ちもあり得るシーンで投手が代打に送られたのは、9回終了時に野手を使い切っていたからだった。

 試合後の与田監督は問題の場面を振り返り「加藤と岡田のところをね、それは完全に僕のミスなので、1人残しておかなきゃいけないところをちょっとね。交代を迷ってしまったのが、こういう結果になってしまったので。野手が全部いなくなる中で、残すつもりでいたが、最終的に判断を誤ったというところです」と意気消沈だった。

 そもそも問題なのは9回終了時のバッテリー交代劇だろう。8番に入っていたR・マルティネスの代打・石川駿のところに守護神・岡田を入れ、途中出場で9番に入っていた捕手のA・マルティネスから捕手の加藤に代えた。野手を使い切るにしても、岡田と加藤の打順を入れ替えるなり、加藤を温存しておけば防げたミスだった。

 今季は特例で出場選手登録枠は31人になっているが、この日の中日は29人しか登録していなかった。1枠は5日に抹消された吉見の代わりとして9日以降の昇格が見込まれる勝野のために空けておくにしても、野手1人を登録しておく手はあった。与田監督は「あと1人、何とか予備のために置いておくこともしなかったので、そういったことを含めて監督の責任だと思います」と猛省していた。