オリックスのAJ 低迷続けば「不振助っ人」代名詞に…

2020年07月03日 16時30分

ジョーンズ

 こちらも鳴り物入りでの加入だが…。オリックスの新助っ人アダム・ジョーンズ外野手(34)の状態に周囲がヤキモキし始めている。
 メジャー通算282本塁打&1939安打を引っ提げ来日も、今季12試合を消化した段階で本塁打は2本だけ。2日の西武戦では2回に木村の右前打を後逸して失点を許したばかりか、打撃でも同点の7回二死一、三塁の勝ち越し機にあえなく凡退。この日は4打数無安打で打率も2割2分2厘に急降下した。

 出来高払いを含めて2年総額10億円以上の大型契約を結んだが、ここまで費用対効果に見合った活躍は見せていない。そんな大物助っ人の不振にチーム関係者は「いつになったら本来の実力を発揮してくれるのか」と気をもんでいる。

 もっとも関係者が不安を募らせるのには別の理由もある。阪神の助っ人ジャスティン・ボーア内野手(32)の存在だ。これまでオリックスの地元関西で「不振の助っ人」と言えば、ボーアの名前が真っ先に挙げられた。シーズン開幕から18打席無安打に加え、初本塁打まで39打席を要するなどさっぱり。そのため関西マスコミの批判の矛先はボーアに一点集中し、ジョーンズの不振は見過ごされてきた。だが、ボーアは6月27日のDeNA戦から4試合連続安打を放つなど直近5試合で16打数5安打1本塁打2打点と復調気味。このままジョーンズの低迷が続けば、ボーアより実績も年俸も高い分だけ集中砲火を浴びかねない。

「ウチと阪神では人気の差があるので、AJ(ジョーンズ)がボーアのように批判されることはないと思う。ただ、今の状態が続き、チームもこのまま低迷となれば戦犯にされる可能性はある。だからこそ、一日も早く調子を上げてほしい」(前出関係者)
 獲得した助っ人のネームバリューと期待値が高いだけに、関係者の悩みは尽きない。