サンプラザ中野くんが大スランプの虎へ「爆風メッセージ」

2020年07月03日 13時10分

中野君とトラッキー

 なかなか泥沼から抜け出せない。阪神は2日の中日戦(ナゴヤドーム)に2―4で敗れ、今季ワーストの4連敗。上位5球団は全て勝率5割以上で、セ界の借金を丸抱えする事態に陥った。そんな惨状でも長年阪神を応援し続けてきたオールドファンはへこたれない。音楽界を代表する筋金入りの虎党、サンプラザ中野くん(59)から苦境にあえぐ虎へメッセージが送られた。

 まさにどん底だ。オリックスと並んで両リーグ最速の10敗に到達した阪神はチーム打率、チーム防御率とも12球団ワースト。何とか現状を打開しようと上本、高山、北條らを起爆剤としてスタメン起用したが、結果につながらない。矢野監督も「悪い流れを変えよう変えようと思っているんだが、こんなに点が取れないと…。中軸にあと一本が出なかった」と歯を食いしばるしかなかった。

 人気球団ゆえに負けが込めば周囲からの風当たりも強くなるが、そんなダメ虎に今も昔も変わらぬ愛着を寄せる音楽界の大物がいる。爆風スランプのボーカル、サンプラザ中野くんだ。

 2003年に阪神が優勝した際には、シングル「We Love阪神タイガース」をリリース。阪神関連の書籍も執筆している中野くんは筋金入りの虎党としても知られる。最下位に沈む猛虎の姿にボヤキ節が止まらないのかと思いきや「まだ始まったばかりなので、あれこれ言う段階ではないと思う。ボーア選手も左投手を苦手としているようでしたら、クリーンアップの後で打たせればいい」と至って冷静。長年、多大な喜びと辛苦をタテジマとともに味わってきたオールドファンはこの程度では動じないのだ。それでも多少の注文はあるようで「捕手が固定できていないのは不安」とチクリ。開幕当初に物議を呼んだ“日替わり捕手制度”には違和感を覚えているようだ。

 今年の8月に節目の60歳を迎える中野くんはミニアルバム「感謝還暦」をリリースしたばかり。現状の阪神のみならず、現役復帰への道を模索中の元・虎のプリンス「新庄(剛志)くんの動きからも目が離せない」と猛虎魂をチラつかせる。長いトンネルの出口がなかなか見つからない矢野阪神だが、中野くんらオールドファンにも早くセ・リーグの頂点に駆け上がる姿を届けてほしいところだ。