西武・辻監督がナインの「必死のパッチ」をたたえる

2020年07月03日 11時56分

辻監督率いる西武は必死のプレーでチームがまとまりだした

 辻発彦監督(61)が、チームになってきた選手たちの「必死のパッチ」を称えた。

 西武は2日のオリックス戦(メットライフ)に9-5と勝利し、貯金を2に戻した。試合では、初回の守備で失点につながるミスを犯したスパンジェンバーグが、追撃の2号謝罪弾を含む猛打賞。あと一歩でサイクル達成というおまけつきだった。ほかにも、8回の守備でロドリゲスの左中間への難しい打球に追いつきながら完全捕球できず、二塁打としてしまった金子が、8回にダメ押しの適時二塁打を放つなど、西武らしい〝守備のミスを打撃で返す〟場面が散見された。

 ミスを挽回できず一時は5-5の同点につながった7回、中村の失策場面もあったが、辻監督はすべてのミスを総括し「想定内です(笑い)。そんなことをゴチャゴチャ言ってられないもの」と笑い飛ばしこう続けた。

「明日に向かうためには急にうまくはならない。必死にやっているんだからそれでいい。今日はそういう形になっちゃったんで。もし、そこを平井が抑えていたらまた違う形できれいにつなげていけたと思う。まあ、7回の2点もあって、こういう形になっちゃったんで。なかったらなんてことないでしょ。そのまま2点差でスッと行く感じだった。そんなに打ち勝つって感じはないと思う。まあ、でも頼もしいじゃないですか」

 ミスを犯した選手が自力でそれを挽回することもあれば、仲間が救ってくれることもある。もちろん、その日の試合の中で挽回できないことだって山ほどある。しかし、ミスをした選手が誰一人手を抜いていたわけではないことに、指揮官はチームとして戦っていく上での確実な手応えを感じていた。