無念の降板となった。DeNAの2年目・大貫晋一投手(26)が2日の巨人戦(東京ドーム)で今季初先発し、4回を58球、6安打2四球2失点。毎回のように得点圏に走者を背負う苦しい投球となり、4回に入って一死一、三塁から炭谷に先制の2点適時二塁打を浴びて均衡を破られた。

 降板後の右腕は「調子自体は普通でした。毎回ランナーを出してしまい、スムーズに攻撃のリズムをつくれず悔しい結果となってしまいました。追い込んでからの精度を改善したいと思います」と投球内容を振り返った。

 昨季はルーキーながら6勝をマーク。巡ってきた今季初先発のチャンスでローテ入りをアピールしたいところだったが、自らの白星はつかめなかった。