巨人快勝!楽天から移籍のウィーラーは上々のGデビュー

2020年06月30日 21時52分

試合に勝ちパーラと喜ぶウィーラー(左)

 巨人は30日のDeNA戦(東京ドーム)に5―2で勝利し、首位の座をキープした。1点を追う6回に岡本とパーラの適時打で逆転に成功。8回には丸1号ソロと岡本5号ソロも飛び出した。投げては先発の戸郷が7回途中を4安打2失点の好投で開幕2連勝だ。

 ただ、この日の主役は楽天からトレード移籍したばかりのゼラス・ウィーラー内野手(33)だった。試合前の練習から一軍に合流し、そのまま「7番・左翼」で即スタメン出場。積極的な一、二軍の選手の入れ替えや大胆な采配で常にチームに刺激を与える原辰徳監督(61)らしい起用だった。その指揮官によれば、練習前から新助っ人は「やる気満々」で「水を得たフィッシュのごとく」だったという。とにかく、新天地での活躍を期す大砲は燃えに燃えていた。

 注目の第1打席は相手先発・浜口のチェンジアップを打ち上げて中飛に倒れた。しかし、やられたままでは終われない。2打席目に向かう直前には〝水浴び〟で気合を再注入だ。5回の攻撃前、ベンチ前では石井野手総合コーチを中心に円陣が組まれていたが、ウィーラーはその横でペットボトルの水を頭からかぶり、リベンジの打席へ。そして、今度は7球目のチェンジアップをとらえ、三塁手のグラブをはじいて左前打だ。移籍後初安打にベンチのナインも総立ちで大盛り上がりとなった。

 ウィーラーは7回の守備からベンチに下がり、デビュー戦の結果は3打数1安打、1三振。練習中から表情豊かに新たな同僚たちと積極的にコミュニケーションを図り、試合中もベンチで亀井と談笑するシーンもあった。チームに溶け込むのも、そう時間はかからないかもしれない。陽気な背番号48がどんな効果をもたらすのか、今後も目が離せなくなりそうだ。