〝投懐状態〟の中日球団内から「自由契約になったチェンを獲れ」の声

2020年06月29日 06時15分

中日は早くも〝投壊状態〟

 チェン・ウェイン投手(34)が2月にマイナー契約を結んだマリナーズを自由契約となり、古巣の中日内から「本人が日本球界復帰も視野に入れているのなら、ちゃんとオファーして何とかウチに来てほしい」との声が出ている。

 というのも中日は28日の広島戦(ナゴヤドーム)で3―10の大敗を喫し、2カード連続の負け越し。先発の梅津は5回7失点KOの大乱調で、ここまで開幕投手を務めた大野雄や昨季2桁勝利を挙げた柳も本調子になく、救援陣も又吉が左脇腹を痛めて27日に抹消されるなど早くも〝投懐状態〟だ。

 そのため、チーム関係者は「最近は中継ぎをやっていたみたいだし、先発もどっちもできるチェンに戻って来てほしい。まだ老け込む年ではないし、今でも仲のいい吉見が今季初勝利を挙げて頑張っている。お互いに刺激になると思うし、若手も参考になるところはたくさんあるはず。とにかく窮地を救ってほしい」と切望している。

 チェンは中日時代の2009年に最優秀防御率(1・54)のタイトルを獲得し10、11年のリーグ連覇にも貢献。12年にオリオールズに移籍し、メジャー8年間で59勝51敗の成績を残しているが、16年から左ヒジの故障などに悩まされ、昨季はマーリンズで0勝1敗、防御率6・59と結果を残せなかった。

 チェンは自身のフェイスブックで「野球は私にとって生涯にわたっての使命です」と米国以外でのプレーも視野に入れているようで、台湾メディアは日本復帰の可能性も伝えている。中日にとってもチェンにとっても古巣復帰はベストな選択かもしれない。