広島・床田どうした? 自慢の球速上がらず2回3失点降板

2020年06月27日 16時04分

悔しい2回降板となった広島・床田

 広島・佐々岡真司監督(52)が愛弟子の乱調に鬼の采配を振った。
 
 27日の中日戦(ナゴヤドーム)に先発した床田寛樹(25)は初回から3本の安打を許して2失点。続く2回も眠っていた平田に2本目の安打を浴びて3点目を失うと、指揮官はこの回限りで左腕の交代を決断。右腕の薮田にスイッチした。

 背信の床田は「前回(20日DeNA戦で5回3失点)の反省を生かせず、右バッターに対してインコースに投げ切ることができませんでした。試合をつくれず、申し訳ないですし、悔しいです」とコメント。今季初勝利はならなかった。

 左ひじのトミー・ジョンから復活し7勝を挙げた昨季は、先発投手の安定指標であるクオリティスタート率62・5パーセントを記録した。年俸も650万円から2700万円(推定)に大幅アップして迎えたシーズンだったが、キャンプ中から直球の球威に不安を露呈。ローテーションの軸の1人と期待する佐々岡監督は何かと気にかけてきたが…。

 課題は直球の球威とスピードだろう。昨季の好調時は、右打者の胸元に常時140キロ後半のクロスファイアを投じていた。ただ、この日は初回から140キロ前後。先頭の平田に弾き返されたのも138キロ直球だった。「規定投球回数を達成したい」と、昨季はあと一歩届かなかった主軸の証を目標に掲げる床田。なんとか浮上のきっかけをつかみたい。