中日改造オーダーも不発… 与田監督に「あせり過ぎ」の声

2020年06月26日 06時15分

大敗に与田監督の心中は…

 与田竜がカンフル剤投入も空回りだ。中日は25日のDeNA戦(横浜)で2−10と大敗を喫した。大幅に打順を組み替えたものの機能せず、8年ぶり開幕カードに勝ち越しながら2カード目で3連敗で借金2。チーム内からは与田剛監督(54)に対して「あせり過ぎなのでは。采配が完全に裏目に出ている」と心配する声が上がっている。

 開幕から攻撃型2番に据えながら精彩を欠いていた平田を2試合連続でスタメンから外し、前日25日の遠藤に代えてアルモンテを起用。3番には、ここまで5番を務めてきた高橋を置き、5番に阿部、6番に京田とこれまでよりも一つずつ打順をアップ。さらにいずれも今季初スタメンとなるドラフト4位・郡司、右翼に武田を7、8番に抜てきした。

 ところが、開幕から好調で前日は10安打を放った竜打線は相手先発でドラフト2位・坂本の前に5回までノーヒットに抑えられるなどプロ初勝利を献上。結局、小刻みに継投されて5安打で2得点を奪うのが精いっぱいだった。

 与田監督は「まあ安打数は、今日はちょっと打てませんでしたけど、昨日、一昨日はヒットがなかなか得点につながらないというところもあったので、打てる形というのは良くなってきている。後はいかにそれを点につなげるか」とポジティブに話した。

 しかし、大幅に打順を動かしたからなのか、好調だった高橋と京田の開幕からの連続試合安打が5でストップ。前日の試合後に与田監督は「今日はスタメンで平田を外したけど、いろいろ変えすぎてしまうと選手たちも難しくなってくると思う」と大幅なテコ入れを否定する発言をしていた。

 それだけにチーム関係者は「とにかくあせって打順をいじり過ぎなのでは。平田を外したのなら2番だけを入れ替えれば良かったのに。調子のいい選手までころころ変えるのは問題だよ。開幕から調子の良かったアルモンテを3、4戦で使わなかったり、捕手は木下拓のままで良かったのにね。開幕のときのいい流れが寸断されてしまった感じがする」と疑問視する。

 周囲の心配は高まるばかりだが、今はデーンと構えて采配することが中日には必要なのかもしれない。