2年連続パ・リーグ本塁打王の西武・山川穂高内野手(28)がまさかの「足」でバンデンハークのノーヒットノーランを阻止した。

 25日のソフトバンク戦(メットライフ)で西武打線は7回まで相手先発・バンデンハークの前に外崎の四球のみのノーヒット投球を許していた。

 この屈辱の時間に終止符を打ったのは4番・山川。8回先頭の第3打席で外角ストレートを打った山川の打球は二遊間を破ろうかというゴロ。これに二塁手・川島が追いつくも体勢を崩しながら一塁送球したボールよりも、巨体を揺らせて全力疾走した山川の足が勝利。代名詞である本塁打ではなく「足」でバンデンハークの野望を打ち砕いた。