阪神・矢野監督ボヤキ節 4回3失点のガンケルは「次はない」

2020年06月24日 22時17分

初回から炎上の阪神・ガンケル

 阪神は24日のヤクルト戦(神宮)に1―6で完敗。先発マウンドを任されたガンケルが、立ち上がりを攻められ初回に3点を失うと、矢野監督は5回から早々に継投策へ着手。だが、後続の守屋らもヤクルト打線につかまり2点を失うなど、終始反攻のチャンスすらつかめぬままゲームセットとなった。

 打線も4安打1得点にとどまるなど低調。これで開幕5戦で1勝4敗の借金3。開幕ダッシュ構想は徐々に崩れつつある。

 矢野監督は試合後「ガンケルは次(の登板)はないと思う」と二軍落ちさせる意向を明かした上で、「昨日は打線がいい形でいってくれたが、今日はつながらなかった。今はうまくいってないので(投打)どちらにも課題が見えてきてしまう」とボヤキ節だ。

 唯一の明るい材料はこの日の試合前まで打数無安打と深刻な打撃不振に陥っていた新外国人のボーアに第3打席で、ようやく待望の初安打が出たことだ。指揮官も「(ボーアも)気分が変わってくれれば。本人が一番苦しかっただろうしね」と大砲の爆発に期待を寄せる。

 この日の敗戦でセ・単独最下位に沈んでしまった矢野阪神。巻き返しのために何よりも必要なのは、局面を一振りで打開できる長距離砲の覚醒だ。