オリックス・ジョーンズ待望の来日1号 日本球界にも大きな〝一撃〟

2020年06月24日 07時14分

来日初アーチを放ったジョーンズ

 超大物助っ人の一発でメジャー大物も動くか。オリックスに新加入した大物助っ人アダム・ジョーンズ外野手(34)が23日のロッテ戦(ZOZOマリン)で待望の来日初アーチを放った。

 3点を追う5回先頭で迎えた第2打席。相手先発・二木の直球をフルスイングすると打球は強烈な弾道でバックスクリーン右に飛び込んだ。「入るかどうかはわからなかったからフェンスを越えてよかった」とジョーンズ。開幕から4試目での待望の本塁打にベンチで満面の笑みがこぼれた。

 もっともこの一発、チームにとっても日本球界にも大きな一撃となりそうな気配が漂う。ジョーンズは昨オフ、オリックスが2年総額10億円以上(出来高払いを含む)の契約で獲得した現役バリバリの大リーガー。チームとしては巨額マネーを費やした助っ人だけに前半戦から大活躍してもらわなければ困る。

 開幕前の練習試合では太目残りで調子が上がらず不安視する声もあったが、早い時期に豪快な一発が出たことは大きい。さらにメジャー通算282発を誇る超大物の一振りは米メジャーリーグ選手にも影響を及ぼす可能性が高い。

 実はジョーンズのオリックス加入は米国でも話題になっており、特にメジャー選手らがその活躍を注視している。メジャーは現在、コロナ禍で開幕が遅れているうえ、今後の感染状況次第では来シーズンの開催すら危ぶまれているからだ。

 ジョーンズがこの一撃を皮切りに本塁打を量産すれば、メジャーの大物が「来季開催が微妙なメジャーより、多少年俸が下がっても確実にプレーできる日本に移籍した方がいい」と考える選手も出てくる。そうなれば今オフ、さらなる大物が続々と来日する可能性すら秘めている。

 記念すべき一発はチームの勝利に直結しなかったが、日本から米球界に多大なインパクトを与え続ける大物助っ人。やはり今後も見逃せない。