阪神ボーア4戦16タコ 二軍再調整のタイムリミットは…

2020年06月24日 05時31分

いまだ無安打の阪神・ボーア

「バースの再来」が不名誉な形で〝バース超え〟を果たしてしまった。阪神の新助っ人・ジャスティン・ボーア内野手(32)は開幕4試合目となった23日のヤクルト戦(神宮)も4打数無安打。これで開幕から16打席連続無安打となり、球団の新外国人ワースト記録だった1983年のランディ・バースの15打席無安打を37年ぶりに更新してしまった。

 試合には4―1で快勝し今季初勝利を挙げた矢野燿大監督(51)は「1本出れば気分も変わると思う…」とメジャー92発男の底力を信じているが、コロナ禍による3か月遅れの開幕で今季は例年より23試合少ない120試合制だ。監督経験のある球界OBは「見切りをつけるタイミングも前倒しで行わざるを得ない」と語る。

「本人は真面目でコーチの助言にも耳を傾けるって聞くし、矢野監督としてもつらいところだけど、そこは心を鬼にしないと。本来なら50打席ぐらいはあげて慣れるのを待ちたいところだけど、今年それをやったら、もう100試合を切ってしまう。25~30打席ぐらいを考えていると思う。当初の構想なら『年間を通じて4番』の人間をすでに6番にしているわけだから。もう打順的にはイジりようがない。それでダメなら、あとは控えに回るしかないよね」(前出OB)

 実際にはそうなった場合はベンチというよりも二軍再調整の可能性が高い。すでにファームではもう一人の新助っ人ジェリー・サンズ外野手(32)が一塁の守備の準備を進めていることからも首脳陣は「その先」を想定し始めている。リミットが30打席とするならば、あと4試合…。悩める新助っ人に与えられた時間はそう多くはなさそうだ。