中日期待の新〝ブルー・スリー〟 一軍で揃ってブレークなるか

2020年06月24日 06時00分

中日期待のドラフト1位・石川昂

〝令和のブルー・スリー〟への期待が高まっている。8年ぶり開幕カード勝ち越しも23日のDeNA戦(横浜)で敗れて2勝2敗となった中日だが、その一方で二軍はウエスタン3連勝。特に元気いっぱいなのは2年目の根尾昂内野手(20)、ドラフト1位・石川昂弥内野手(19)、同5位・岡林勇希外野手(18)の3人だ。

 根尾はルーキーイヤーの昨季、一軍出場が2試合にとどまり、二軍戦でも打率2割1分で規定打席以上でワースト2位、127三振と24失策はいずれもワーストとプロの洗礼を浴びたが、今季も二軍スタートながら開幕から4試合連続安打となる13打数5安打、打率3割8分5厘と好発進。石川昂は開幕から「4番」を務め、この日、3試合連続安打となる適時二塁打を放てば、岡林もここまで打率3割以上をキープしている。

 この3選手に対してチーム内からは早くも「ブルー・スリー」の再来だとの声が出ている。もともとは2003年オフに井端、荒木、福留のニックネームを公募すると2253通の応募があり、球団と3選手が相談してその中に26票(最多は韋駄天の32票)あった「ブルー・スリー」が選ばれた。

 このニックネームこそ定着しなかったが、3選手は落合政権下で中日の黄金時代を支えた。そのため、チーム関係者は「根尾、石川昂、岡林の3人は前のブルー・スリー以上の活躍を一軍でする可能性を秘めている。与田監督は今季はこの3人をじっくり二軍で育てるつもりみたいだけど、今でも十分に戦力になってくれると思う。そうなればチームも盛り上がるからね」と早期一軍昇格を期待している。

 まだ4試合だけだが、新型コロナ感染拡大予防の影響で開幕は3か月以上も遅れて、もう7月の夏前だ。通常なら若手戦力をどんどん起用する時期でもある。〝新ブルー・スリー〟の若竜3選手が「燃えよドラゴン」とばかりに一軍の戦力となる日は近いかもしれない。