阪神の新外国人ジャスティン・ボーア内野手(32)が23日のヤクルト戦(神宮)に「6番・一塁」で先発出場し、4打数ノーヒットで来日初打席から16打席無安打となった。

 新助っ人の連続無安打の球団ワーストは1983年に記録したバースの15。「バースの再来」と期待された男が、不名誉なほうでバース超えの記録を打ち立ててしまった。

 6回無死一、二塁の第3打席では、積極的に初球から振りにいくなど必死な姿勢を見せたが、2番手左腕・中沢の前にあえなく空振り三振。なかなか火のつかない助っ人に矢野監督は「欲を言えばJB(ボーアのイニシャル)のところで一本出ればもっと得点入ったんだけどね。今日も(スタメン野手でヒットが出てないのは)あいつだけか。早く一本出れば気分も変わると思う」と心配そうに話した。