オリックスに新加入したアダム・ジョーンズ外野手(34)が23日のロッテ戦(ZOZOマリン)に「4番・右翼」でスタメン出場し、0―3の5回先頭で反撃ののろしとなる来日初アーチをバックスクリーン右に放り込んだ。

 開幕から13打席。ついにその瞬間が訪れた。相手先発・二木の初球、139キロ直球を一閃すると打球はグングンと伸びて中堅フェンスを越えた。「しっかりと捉えることができたけど、入るかどうか分からなかったから、フェンスを越えてくれてよかった。Welcome to Japan!」。メジャー通算282本塁打、同1939安打を誇る助っ人大砲は待望の一発に喜びを隠しきれない様子だった