阪神は20日、巨人戦(東京ドーム)に1―11と大敗し、開幕連敗スタートとなった。

 まだ2試合とはいえ、心配のタネとなっているのが、新助っ人で4番に座るジャスティン・ボーア内野手(32)だ。開幕2試合でいまだ快音は出ず、この日は3打席すべて走者を置いた場面で回ってきたが、結果を出すことはできなかった。

 特に1点を追う3回は二ゴロ、2点差の7回は見逃し三振と2度の満塁の好機で凡退を繰り返し、試合の流れを呼び寄せることができなかった。

 試合後「明日やり返したい」と話したボーアに、矢野監督は「そういう打順だしね。結果的にポイントになっている」と奮起に期待した。