巨人6000勝 7回2失点・エース菅野が立役者

2020年06月20日 13時00分

力投する菅野

 阪神との開幕戦(東京ドーム)に3―2で勝った巨人は、日本プロ野球で初となる球団通算6000勝を達成した。その立役者となったのは、7回2失点のエース・菅野智之(30)だ。

 開幕投手の大役は3年連続6度目。今季は腕から始動する投球フォームに大幅変更し、開幕が遅れる間も理想を追い求め、今月上旬についに「完成形」にたどり着いた。

 初回から直球は最速153キロをマークするなど、球威は十分。相手先発の西勇に先制ソロを含む2打点を許してしまったが、7回に吉川尚に逆転2ランが飛び出し「先陣を切る身として、開幕戦の勝利をつかむことに意味がある」と意気込んでいた菅野にうれしい勝ち星がついた。

 原監督は試合後「やはり一つ勝つのは難しい。勝つことの難しさというか…。でも喜びはひとしお。いいスタートが切れたのはよかった。吉川? 劇的というか、彼が新戦力になってくれたらというのはある」と笑顔で、6000勝達成については「偉大な先輩たちから引き継いでいる状態の中、我々が刻めて大変光栄。この数字の重みを感じ、喜びを持ってまた明日から頑張っていきたい」と話した。

 その“偉大な先輩”の一人である長嶋茂雄終身名誉監督からは6000勝への賛辞とともに「今年はリーグ連覇、そして昨年果たせなかった日本一奪回という目標に向かってまい進してください」とのゲキも飛んだ。このまま上昇気流に乗っていけるか。