ソフトバンク・工藤監督「不在キューバ砲」の代役にベテラン長谷川を指名

2020年06月18日 23時28分

囲み会見に応じた工藤監督

 ソフトバンク・工藤公康監督(57)が18日、開幕から長期不在となることが決定的なキューバ砲2門の穴を埋めるキーマンの一人に、完全復活を期すベテランを指名した。

 キューバ帰国中のアルフレド・デスパイネ外野手(34)とジュリスベル・グラシアル内野手(34)の2人は、世界的な新型コロナウイルス対策による出入国制限で、いまだ来日めどが立っていない。加えて、水際対策による再来日後の待機措置、チーム合流後の実戦不足解消のための調整に時間がかかるとみられ「現実的に一軍戦力構想から外れている」(ある首脳陣)状況だ。また「危機管理上は『シーズン不在』を念頭にマネジメントする必要がある」(球団関係者)との声も上がる中、工藤監督はこの日、助っ人砲をダブルで欠く戦いに「そこはいないからと言って、いいわけにはならない」と覚悟を語った。

 その上で「長谷川君の状態もいい。上林君もいい。栗原君の成長著しいところもみんなで考えていく」とキューバ勢の穴を埋める重要戦力を直々に指名。中でも2度手術した右足首の状態が良く、レギュラー返り咲きが期待される長谷川勇也外野手(35)については「彼自身も足のことで2年ぐらい悩んだが、本当に今年は足の状態がいい。本当に明るい長谷川君が見られている。心技体ともに充実しているんじゃないかなと思う。(過密日程で)厳しいシーズンになるとは思いますが、120試合元気な姿でいてほしい」と、春季キャンプから練習試合まで結果を残し続けたベテランへの信頼を示し、完全復活を願った。

 パ・リーグ優勝候補筆頭に挙がるソフトバンクは19日の開幕カード(ペイペイドーム)で、昨季8勝17敗と大きく負け越したロッテと対戦。まずは天敵を退け、スタートダッシュを決めて勢いに乗り、キューバ砲不在を杞憂に終わらせたいところだ。