オリックス 1番・T―岡田で“超革新”打線

2020年06月18日 16時30分

T―岡田の1番は定着するのか

 オリックスがスローガン通りの“超革新”打線でシーズンに挑む。西村監督は6月の練習試合12試合中9試合で長距離砲のT―岡田を上位の打順で起用。うち4試合で1番・T―岡田、2番・ロドリゲスの並びを試し、16日のシート打撃でも1番にT―岡田を据えた。

 従来なら俊足と小技の利く1、2番コンビが出塁し、クリーンアップで得点するのがセオリー。西村監督の試みはバクチとも取れる大胆な作戦と言えるが、ある球団関係者はこう力説する。

「バクチじゃない。これは立ち上がりから相手に相当なプレッシャーをかけることができる。メジャーでも近年は一番いい打者を1、2、4番に置く傾向になってる。今年のT―岡田は状態がいいし、一発出ればすぐに先制できる。確かに足は速くないけど、四球が多いから出塁率はいい。ロドリゲスも同じく一発があるし、相手は嫌だと思うよ。パ・リーグは立ち上がりに不安定な投手が多いからね」

 若月や後藤も調子が良く、下位打線でチャンスメークし、上位のT―岡田、ロドリゲスに回ってくるケースが増えることも考えられる。昨季のT―岡田は出場20試合にとどまり、打率1割2分、1本塁打、2打点とサッパリだったが「T―岡田も打席数が増えるとリズムをつくれるはず。クリーンアップが2つあるようなもんだ」(同)と得点力不足解消の起爆剤になるとも見られている。

 指揮官は「1番・T―岡田」について「一発のある選手だけに怖いんじゃないかなと思いますけどね」と不敵な笑みを浮かべる。超革新打線が機能するか注目だ。