ソフトバンク・工藤監督 開幕から鬼モード!?

2020年06月16日 16時30分

不振で開幕二軍スタートが決まった内川

 短期決戦モードの“鬼の工藤”がシーズン早々に飛び出しそうだ。開幕2カード目から8月末まで前例のない同一チーム6連戦が続く中でV奪回と4年連続日本一を目指すソフトバンクは、思い切った不振の主力外しも想定して戦う。

 これまでなら同一チーム3連戦で手痛い3連敗を喫しても相手が変われば気持ちも切り替えられたが、今年は第4戦、5戦…と続く。当然、毎日出場する主力野手がドツボにはまるケースもあるだろう。

 首脳陣の一人は「監督が懸念しているのは、最初に負けると一気に5連敗、6連敗する可能性もあるということ。一歩間違えれば…という危機感がある。ズルズルいかないためにも『もう打つだろう』で待ってくれる状況ではないと思う」と言い、こう続けた。「やってみての話になるが、悪い者は外して、いい者を使うという戦いが増えてくるのかなと思う。ズルズルいかないためにもバサッといく。そういう発想を持たずに『明日は打って
くれるだろう』では泥沼にはまりかねない」

 工藤監督は昨季のCSでも松田宣をスタメンから外したり、内川に代打を送るなど短期決戦で無敵を誇るほどの縦横無尽な用兵を見せてきた。その一方、ペナントレースでは選手層が豊富とはいえ主力の起用を優先してきた。しかし、今年はレギュラーシーズンから積極的に動かざるを得ない状況も出てきそうだ。

 すでに練習試合で不振だった内川の二軍スタートを決めた。イレギュラーなシーズンを制するためには、なりふり構ってはいられない。