助っ人枠拡大でも広島・佐々岡監督の悩み消えず

2020年06月13日 16時30分

佐々岡真司監督

 広島にとって助っ人枠拡大はメリットになるのか。2日からの練習試合再開後、上り調子の打撃陣に比べて悩みの種になっているのが中継ぎ陣だ。9試合で防御率6・35(12日終了時点)と安定感に欠けており、勝ちパターンを決めるのも困難な状況。佐々岡真司監督(52)も「ラスト3試合で見極めたい…」と頭を抱えている。

 そんななか、助っ人枠が5枠(ベンチ入り4人)への変更が決定。チーム内からは「絶好調のメヒアを落とさずにリリーフで外国人投手を2人使えるのはありがたい」(球団関係者)ともともとは“保険扱い”ながら9戦5発と覚醒中のメヒアと、リリーフ助っ人との共存を追い風と見る向きもある。

 しかし、肝心の助っ人投手陣の出来がイマイチだ。無安打無失点を続けるテイラー・スコット(28)が守護神に決定したものの、同じく新加入のDJ・ジョンソン(30)は二軍降格。拡大された5枠目に滑り込んだのがフランスアだが、4試合で2失点と明らかに不調で「今のフランスアは信頼できない。外国人枠が増えてリリーフに2枚使えるといっても本当に機能するのか…」(球団関係者)と不安視する声もある。

 右ヒザ手術明けの中崎や、独自調整をさせていた今村の“実績組”を急きょ昇格させて中継ぎのテコ入れを図る佐々岡監督だが、助っ人枠の使い方も含めた戦力のやりくりには苦労しそうだ。