楽天・牧田和久投手(35)が9日、古巣・西武との練習試合(メットライフ)に登板し1回を無安打無失点に抑えた。

 5―7と2点ビハインドの8回に、牧田は楽天5番手として2017年シーズン以来となる古巣マウンドに上がった。

 ストレートこそ120キロ台後半に落ちたものの、打者に考える隙を与えないテンポでポンポンと投げ込むスタイルは変わらない牧田。山川に四球、川越に死球を与え二死一、二塁のピンチを背負うも川野を127キロストレートで空振り三振に斬り、19球でこの回無失点。3年ぶりの古巣凱旋を淡々と終えた。

 牧田は「自分がアメリカに行っている間の2年間、優勝しているチームですし、打線がすごくいい。(マウンドの形状は)変わってないと思います。自分としては投げやすかった。低いマウンドは投げやすいです」と慣れ親しんだマウンドでの投球を振り返った。