日本ハム・清宮いまだ爆発せず…栗山監督が嘆く“打球の寂しさ”

2020年06月08日 16時30分

物憂げな表情で清宮(左)に視線を向ける栗山監督

 爆発はいつか――。日本ハム・清宮幸太郎内野手(21)の足踏みが続いている。2日から再開した練習試合で一軍帯同を続けているが、ここまで11打数1安打。無安打が続いていた4日のロッテ戦後には、栗山監督から「すっとこどっこいだよ!」と“喝”が飛んだ。打撃だけではない。安打を放った5日のDeNA戦では左前打で出塁直後、打球が左足に直撃。守備妨害でアウトになり、指揮官を「俺が笑っている場合じゃないんだけどさ」と苦笑させた。

 かねて先輩選手からは「高校時代にあれだけの実績を残した選手だし、実際にポテンシャルもある選手なのはみんな分かっている。ただ、マイペース調整で今まではいいかもしれなかったが、後輩もどんどん入ってくるわけだし、そろそろチャンスで結果を残せるようにならないと厳しくなってくるよね」と心配の声も上がっていた。

 実際、1学年下の野村佑希内野手(19)はここまで2試合に出場し、1本塁打を含む5打数2安打2打点に1盗塁と存在感を示している。同じ大砲候補の後輩の活躍に、うかうかしていられなくなってきたことも事実だ。栗山監督は「(野村は)いいね~。ワクワクするね!」と目を細める一方で「何なんだろうね。幸太郎のワクワクしなくなっちゃった感じは」とポツリ。「ワクワクはしているんだけど、打球が寂しいのよ。本人に聞くと『全然大丈夫です』とは言うけど、全然大丈夫じゃないよね。まあまあ、本人も考えてやっていると思うので」と物憂げな表情を浮かべた。

 高校通算111本塁打の怪童も勝負の3年目。開幕一軍に向け、ライバルとなる後輩に競り勝つためには結果を残すしかない。